Selenium 2.6 リリース
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このブログを注意深くご覧になっている方は、最後にリリースを発表したのが 2.3 であることにお気づきでしょう。そのため、2.6 がリリースされた(Maven でも!)という発表に驚かれるかもしれません。ご心配なく。2.4 と 2.5 は予定どおり、つつがなくリリースされました。一方、2.6 はほぼ 3 週間かけて醸造されました。
Selenium 2.6 では、多数の改善と安定性の修正が導入されています。Kristian Rosenvold 氏は Grid 2.0 の改良に尽力し、多くの報告された問題に対処し、実装を整理しました。プロジェクトの最高の伝統にのっとり、私は今、彼の努力に対してディナーをおごることになりました。クリスティアン、ありがとう!
Grid を使用していない方のために、通常のバグ修正スイートに加えて、Selenium 2.6 は Firefox のバージョン 3.0 から 7 までをすべてサポートするようになりました。Java を使用している方のために、ExpectedConditions (http://selenium.googlecode.com/svn/trunk/docs/api/java/org/openqa/selenium/support/ui/ExpectedConditions.html) クラスが、[Wait](http://selenium.googlecode.com/svn/trunk/docs/api/java/org/openqa/selenium/support/ui/Wait.html) および WebDriverWait (http://selenium.googlecode.com/svn/trunk/docs/api/java/org/openqa/selenium/support/ui/WebDriverWait.html) クラスを使用する際に役立つ多くの基準を提供します。パッケージ化されたバージョンの OperaDriver も 0.7.2 に引き上げられ、Opera 11.5 以降と連携して動作します。
また、高度なユーザーインタラクション API (http://selenium.googlecode.com/svn/trunk/docs/api/java/org/openqa/selenium/interactions/package-frame.html) の問題を解決するために、かなりの時間と労力を費やしました。皆様がどのように使用しているか、そしてどのようなギャップがあるかをお聞かせいただければ幸いです。変更点の詳細については、リリースノートをご覧ください。
リリース頻度は最近低下していますが、今後は週ごとのリリースに戻る予定です。2.7 はもうすぐです!