Driver Service Class

Service クラスは、ローカルドライバーの起動と停止を管理するためのものです。Remote WebDriver セッションでは使用できません。

Service クラスを使用すると、場所や使用するポートなど、ドライバーに関する情報を指定できます。また、コマンドラインに渡される引数を指定することもできます。役立つ引数のほとんどはロギングに関連しています。

デフォルトサービスインスタンス

デフォルトサービスインスタンスでドライバーを起動するには

    ChromeDriverService service = new ChromeDriverService.Builder().build();
    driver = new ChromeDriver(service);

: Java Service クラスでは、Builder パターンを使用して構築中にのみ値を設定できます。

Selenium v4.11

    service = webdriver.ChromeService()
    driver = webdriver.Chrome(service=service)

: Python Service クラスでは、コンストラクターへの引数としてのみ値を設定できます。

            var service = ChromeDriverService.CreateDefaultService();
            driver = new ChromeDriver(service);

: .NET Service クラスでは、プロパティとして値を設定できます。

    service = Selenium::WebDriver::Service.chrome
    @driver = Selenium::WebDriver.for :chrome, service: service

: Ruby Service クラスでは、コンストラクターの引数または属性として値を設定できます。

ドライバーの場所

注: Selenium 4.6 以降を使用している場合、ドライバーの場所を設定する必要はありません。Selenium を更新できない場合、または高度なユースケースがある場合は、ドライバーの場所を指定する方法は次のとおりです

    ChromeDriverService service =
        new ChromeDriverService.Builder().usingDriverExecutable(driverPath).build();

Selenium v4.11

    service = webdriver.ChromeService(executable_path=chromedriver_bin)

Selenium v4.9

            var service = ChromeDriverService.CreateDefaultService(GetDriverLocation(options));

Selenium v4.8

    service.executable_path = driver_path

ドライバーのポート

ドライバーを特定のポートで実行したい場合は、次のように指定できます

    ChromeDriverService service = new ChromeDriverService.Builder().usingPort(1234).build();

Selenium v4.11

    service = webdriver.ChromeService(port=1234)

ロギング

ロギング機能はブラウザによって異なります。ほとんどのブラウザでは、ログの場所とレベルを指定できます。それぞれのブラウザのページをご覧ください