Driver Service Class
Service クラスは、ローカルドライバーの起動と停止を管理するためのものです。Remote WebDriver セッションでは使用できません。
Service クラスを使用すると、場所や使用するポートなど、ドライバーに関する情報を指定できます。また、コマンドラインに渡される引数を指定することもできます。役立つ引数のほとんどはロギングに関連しています。
デフォルトサービスインスタンス
デフォルトサービスインスタンスでドライバーを起動するには
ChromeDriverService service = new ChromeDriverService.Builder().build();
driver = new ChromeDriver(service);
注: Java Service クラスでは、Builder パターンを使用して構築中にのみ値を設定できます。
service = webdriver.ChromeService()
driver = webdriver.Chrome(service=service)
注: Python Service クラスでは、コンストラクターへの引数としてのみ値を設定できます。
var service = ChromeDriverService.CreateDefaultService();
driver = new ChromeDriver(service);
注: .NET Service クラスでは、プロパティとして値を設定できます。
service = Selenium::WebDriver::Service.chrome
@driver = Selenium::WebDriver.for :chrome, service: service
注: Ruby Service クラスでは、コンストラクターの引数または属性として値を設定できます。
ドライバーの場所
注: Selenium 4.6 以降を使用している場合、ドライバーの場所を設定する必要はありません。Selenium を更新できない場合、または高度なユースケースがある場合は、ドライバーの場所を指定する方法は次のとおりです
ChromeDriverService service =
new ChromeDriverService.Builder().usingDriverExecutable(driverPath).build();
var service = ChromeDriverService.CreateDefaultService(GetDriverLocation(options));
ドライバーのポート
ドライバーを特定のポートで実行したい場合は、次のように指定できます
ChromeDriverService service = new ChromeDriverService.Builder().usingPort(1234).build();
service.Port = 1234;
ロギング
ロギング機能はブラウザによって異なります。ほとんどのブラウザでは、ログの場所とレベルを指定できます。それぞれのブラウザのページをご覧ください