入門

Selenium は、WebDriver を使用して、市場の主要なブラウザすべての自動化をサポートしています。WebDriver は、Web ブラウザの動作を制御するための言語中立的なインターフェースを定義する API およびプロトコルです。各ブラウザは、ドライバと呼ばれる特定の WebDriver 実装によってバックアップされています。ドライバは、ブラウザへの委譲を担当するコンポーネントであり、Selenium とブラウザ間の通信を処理します。

この分離は、ブラウザベンダーに自社ブラウザの実装責任を負わせるための意識的な取り組みの一部です。Selenium は、可能な場合はこれらのサードパーティ製ドライバを利用しますが、そうでない場合に備えて、プロジェクトによって保守されている独自のドライバも提供しています。

Selenium フレームワークは、これらのすべてのピースをユーザーフレンドリーなインターフェースを介して結び付け、異なるブラウザバックエンドを透過的に使用できるようにし、クロスブラウザおよびクロスプラットフォームの自動化を可能にします。

Selenium のセットアップは、他の商用ツールのセットアップとは大きく異なります。Selenium コードを書き始める前に、選択した言語の言語バインディングライブラリ、使用するブラウザ、およびそのブラウザのドライバをインストールする必要があります。

Selenium WebDriver を使い始めるには、以下のリンクに従ってください。

ローコード/記録および再生ツールから始めたい場合は、Selenium IDE をご確認ください。

動作確認後、テストをスケールアップしたい場合は、Selenium Grid をご確認ください。