エラー処理

コマンドの実行中に障害が発生し、それによりテストケースの失敗が必要になった場合、IDE に応答してエラーを送信する必要があります。

JSON はエラーのシリアライゼーションをサポートしていないため、IDE により標準が作成されました。

エラー

エラーオブジェクトは通常の JavaScript オブジェクトであり、IDE に送信されるとエラーとして解析されます。

{
  status: "fatal",
  error: "This command can't be run individually, please run the test case."
}

• status - オプション、undefined または fatal を指定できます。致命的なエラーはテストを失敗させますが、致命的でないエラーは実行を続行します。verify コマンドに便利です。
• error - 必須、ユーザーに表示するメッセージです。

エラーの送信

実行中にエラーが発生した場合、sendResponse を使用してエラーオブジェクトで応答できます。

browser.runtime.onMessageExternal.addListener((message, sender, sendResponse) => {
    if (message.action === "execute" && message.command && message.command.command === "myFailingCommand") {
      executingSomeFunctionalityThatWillEventuallyFail(message.command).catch((error) => {
        return sendResponse({ error: error.message, status: "fatal" });
      });
      return true;
    }
});